この記事の概要
KNIME(ナイム)でエクセルファイルを読み込む方法について解説。
Excel Reader(エクセルリーダー)の使い方を解説。
KNIME(ナイム)でエクセルファイルを読み込む方法について
Knimeについて知りたい方は下記の記事をご覧ください!
本ページはKnimeの使い方やできること、などについて説明しています。Knimeはエクセルと同じように表計算ができる無償ソフトウェア
エクセルと違ってVBA記述など不要でマクロをどうさせることが来ます。
ワークフローと呼ばれるカラフルな四角いマークと矢印をつなぐことで動かす
本ページはKnimeの導入に関して説明したページです。ダウンロード、インストール方法の紹介を記しています。また最初の設定やワークフローの作成方法などを紹介しています。
Knimeの日本語化パッチはありますが高額なので私としては必要はないかなと思います。
文末にキャンプ用品を紹介しています。
Knimeの基本操作方法を知りたい方は下記のページへどうぞ!
Knimeの基本的な操作方法を紹介するページです。初心者向け、超基本、基礎編です。左下のウィンドウからドラッグ&ドロップでノードの配置
ノードを右クリックして[Excute]で実行
ノードを右クリックして[Configure]で設定画面に入る
ノードを右クリックして一番下の眼鏡マークで出力を確認
Knimeでファイルを読み込む
Knimeでエクセルファイルを読み込む場合は「Excel Reader」
Excel Reader の使い方
まずはKnimeにエクセルファイルを読み込んでみましょう。
Knime起動して左下のウィンドウに[reader]と打ち込んで
Knime起動して左下のウィンドウに[reader]と打ち込んで
【Excel Reader】を選んでワークフロー画面にドラッグ&ドロップします。
するとExcel Readerのノードを配置できます。
するとExcel Readerのノードを配置できます。
この時点では信号は赤色なんだね。
ノードを右クリックして[configure]をクリックします。
すると設定画面が開きます。
すると設定画面が開きます。
設定画面は画面が複雑そうに見えますが大丈夫!
よく使う項目だけ解説を入れました!
よく使う項目だけ解説を入れました!
Fileにチェックを入れて任意のファイルをBrowserでボタンから検索して
Select first sheet with dataにチェックをいれて「OK」っと
Select first sheet with dataにチェックをいれて「OK」っと
これで信号が黄色になったぞ
それでノードを右クリックして【Excute】をクリック!
あれ?信号は緑色になったけど何も変わらない・・・?
ノードをもう一度右クリックして
一番下のFile Table で出力を見ることができるわ
一番下のFile Table で出力を見ることができるわ
おー!できたー!
うまくいったね!
ちなみに今回用意したデータは下記の記事で使用したものだよ!
ちなみに今回用意したデータは下記の記事で使用したものだよ!
消費者物価指数は全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。日本全国の消費者物価指数を掲載しています。野菜、衣料、寝具類の物価指数をランキング形式で掲載しています。前橋、松山、長崎、福井、津などがランクインしています。
設定画面の説明
Excel Readerの設定画面をもう少し詳しく解説するよ!
①Column headerについて
「Table contans column names in number」の数字を変えると
Row ID(列の名称)が数字に対応する行と入れ替わります。
「Table contans column names in number」の数字を変えると
Row ID(列の名称)が数字に対応する行と入れ替わります。
Number=1のとき
Row ID(列の名称)は地域や、時間軸など1番上の行のものが読み込まれています。
Number=2のとき
Row ID(列の名称)は上から2番目の行(静岡市の行)が読み込まれています。
②Row IDについて
[Generate row IDs]を選択するとRow IDを自動で生成されます。
[Generate row IDs]を選択するとRow IDを自動で生成されます。
[Table containcs row IDs in column]を選択すると選んだ任意の列がRow IDとなります。
in column [A]にした場合
③Sheet areaについて
[Read entire data of the sheet]を選択するとシート内のすべてのデータが読み込まれます。
[Read entire data of the sheet]を選択するとシート内のすべてのデータが読み込まれます。
[Read only data in column from~]を選択すると選択した行列範囲のみ読み込みとなります。
「columns from A to 空白 and rows from 1 to 空白」 の場合
全データが含まれる
「columns from A to D and rows from 1 to 7」 の場合
A-D列で1-7行分のデータのみ読み込まれる。
[応用]エクセルファイルの複数シートを読み込む。
こちらのワークフローでできます!
1つのエクセルファイルに複数のシートがある場合はどうすればいいですか?
いくつもExcel Readerを配置して読み込むしかない・・・?
いくつもExcel Readerを配置して読み込むしかない・・・?
うーん、できるけど・・・ちょっと設定が難しいので
私が作ったワークフローで 読み込んでみてね。
私が作ったワークフローで 読み込んでみてね。
ここからダウンロードできるよ
ワークフローの読み込み方は左上のメニューバーから
[File]→[Import KNIME workflow...]を選択
[File]→[Import KNIME workflow...]を選択
【Browse】から先ほどダウンロードしたワークフロー(エクセル複数行読み込み.knwf)を選択
[Finish]を押して完了!
[Finish]を押して完了!
Knimeの左上のウィンドウから先ほど読み込んだ
エクセル複数行読み込み.knwfをダブルクリックして開く
エクセル複数行読み込み.knwfをダブルクリックして開く
すると下のようなワークフローが出てくるよ
Read Excel Sheet Namesのconfigureで任意のエクセルファイルを選択し、
Loop End ノードをExecuteをすれば複数ページを読みれるよ!
Read Excel Sheet Namesのconfigureで任意のエクセルファイルを選択し、
Loop End ノードをExecuteをすれば複数ページを読みれるよ!
なるほどーこれでエクセルが読み込めました!
次回以降は他のノードも解説していくよ!
あとがき
どうもシャイン社員です!
記事に入る前にこのブログに登場するキャラクターを紹介します。
Knimeの説明に入る前に当ブログのキャラクターを紹介していきます。
小話
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