この記事の概要
KNIME(ナイム)のSorter(ソーター)について解説しています。
Sorterはデータを昇順、降順で並び替えるノードです。
Row(行)順序の並び替えを行うことができます。
そのほかの代表的なノードの一覧はこちら。
データの順序を並び替える
目次[非表示]
どうもこんにちは。
シャイン社員です。
今日は出力データを並び替えるノード
Sorter(ソーター)についてご紹介しましょう!
Sorter(ソーター)ノードの紹介
データの並び替えをKNIMEで行う際に重宝するノードです。
主に数字や文字列を昇順や降順で並び替える際に使用します。
エクセルでフィルター機能を使って昇順並び替えや降順並び替えを
KNIMEで行う場合このSorterのノードを使います。
Sorter(ソーター)の使い方
データの順番を並び替えるノードですが並び替えは基本的に昇順か降順しかできません。
ノードの入出力データを見てみましょう。
下記のように点数が不規則に配置されているデータに対してSorterを使用すると
点数を高い順から並び替えることができます。
逆に低い順序に並び替えることも可能です。
Sorterの設定画面
Sorterの設定(Configure)画面について解説します。
設定画面はとてもシンプルで簡単です!
Sort byから並び替えをしたい列(カラム)を選択します。
選択した列に対して昇順(Asending)、降順(Descending)どちらの並び替えを実施するか選択します。
Add sorting critierionをクリックすることでもう一つ並び替えるソートがNext byとして追加されます。
これはSort byで選択した列が同値で並び順が同じ場合、Next byの値を使って
順序を決め並び替えるということです。
Sorterを使わずに並び替える方法
Sorterを使わない方法でもデータの並び替えを行うことは可能です。
ただし上記の方法は見た目上並び替えができるだけで実際のデータは並び替え出来ていないのでご注意ください。
順位付けするならRankノード
Sorterと似ていてるノードとしてRankノードがあります。
Rankのノードについては下記の記事でご紹介しております。
KNIME(ナイム)のRank(ランク)を解説。
このノードは数字のデータを降順、昇順で順位付けができるノード。
ランダムに配置されているデータをもとに順位化し、ソートすることができます。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
データの並び替えは最終処理として頻繁に行うケースも多いため
ぜひ使いこなせるようにマスターしましょう!
それでは!
0 件のコメント:
コメントを投稿
ここにコメントを書いてね!